子供の大学受験サポート、親ができる3つの役割
我が家には現在浪人生がいます。
現在、塾には行かず、自宅で勉強する自宅浪人=宅浪スタイルでやってます。
いわゆる5教科の国公立大学を目指しているわけではなく、あくまでも3教科です。要領のいい受験生なら、楽といえば楽かもしれませんが、不器用なタイプなのでなかなか厳しいです。
この記事の目次
なぜ浪人を選んだか
現役は、本人のやりたいことをひたすら目指す!と2大学(本命大学&親のススメ大学)しか受験せず、うまくいきませんでした。
といっても本人がまだまだ未熟な感じだったので、こうなることは予想していたのですよね…
圧倒的に頭に入っている知識の量も精神年齢(←ここ重要)も足りなかった…
行きたい大学は決まっている、本人もまじめにやってはいるのだけど、、、
この出来具合じゃ社会に出せない!
そんな感じです。
そもそも私大付属高校に通っていたので、希望すればおそらくその大学に通えたでしょう。でも、本人が行きたい学びはそこにありませんでした。
初めてではなかった宅浪サポート
そんなわけで始まった宅浪サポート生活。
実はこの宅浪サポート生活は初めてではなく、すでに今大学生の3歳上の子供のときからやってました。
上の子はもともと勉強したくないタイプな上に高校が合わず、勉強に身が入らなくなり現役は全くダメでした。
1年浪人後、実力がついて自信をつけ、晴れて大学生になることができました。
明らかに顔つきがかわりました…自信なく現実から逃避するモードから抜け出し、苦手なことをやって乗り越えた顔つきになりました。
今も進学した大学に満足感を持ち、何より楽しい大学生活をおくっているのが親として一番喜ばしいことです。
なので、このサポートも2回目です。
慣れていることもあり、下の子がこういう結果になっても自然と受け入れることができました。
浪人って悪いことではなく、むしろ自分を見つめなおすいいチャンス なんですよね。
まぁ浪人することで本人が生涯稼ぐ金額が減るんだけど。。
親がサポートすべきタイプ、親がサポートしないほうがいいタイプ
基本的に、親がサポートしたほうがいいタイプとサポートしなくていいタイプがあります。
子供の性格や行動パターンで変わると思うので、親のサポートがあっていいかどうかまずは親が判断するといいでしょう。
サポートしなくていいのは、ある程度自分で調べて勉強をいやいやながらも自分でできる子です。
自立しかけているのに、過保護に手をいれると、甘えが出てきてしまうことでしょう…
で、サポートしたほうがいいのは、ほっておいたらおそらくずっと廃人になっていくだろうタイプ。
我が家の子供はどちらもこのパターン。
何から何まで全部自分でやらせようとすると、おそらくどれひとつ進まなくなるのがわかっていたので、サポートすることにしました。
私自身は自分でできるタイプだったので、なぜこんなに自分でできないのか理解できませんでした。何度怒ったことでしょう。。
そして親が手助けしてしまってもいいのだろうか…甘えさせてしまうのではないか…そんな罪悪感に悩んだこともありました。
が、そこを指摘してももう仕方がないことなのです。すべての子が万能タイプではないのですから。みんなそれぞれ個性があって、違うんです。
具体的に何をサポートするのか
そこで実際行っている私の役目は、以下の3つです。
体調管理
体調管理は普通にご飯出したり、早く起きろとかもう寝ろよといったり、ごくごく基本的な母親としての役割です。でもあまりうるさく言わないように気を付けています。
現役生の時から体調不良で原因がわからなかったのですが、浪人期にいろいろ対策してだんだん回復してきています。
塾でいうところのチューター役
チューター役は、勉強の進捗と大まかなスケジュールなどを頭に入れながらアドバイスがメインです。
この時期ならここが弱いからこれをやろうとか、模試のスケジュールまでにどの弱点をつぶすかといったアドバイス、です。
最終的にセンター試験がピークになるように持ってこないといけません。
塾の友だち役
塾の友だち役というのはまぁ変な例えですが、要は横からの目線で寄り添う感じ?
わからないところを別目線で解説したり、友達が問題を出し合うようなことをやってます。
正直、こちらも楽しみながらやっているのでわざわざやっている感じではないです。一問一答の問題を読む役がメインです。
現状まとめ
どちらかというと背後からサポートというよりは伴走する感じです。
こんな感じで半年くらい進んでますが、時には楽しみながら、時にはケンカしながら、もがきあがきながらやっています。
今のところ、ひどいのは
国語!!
偏差値40代以下からのスタートです。なんとかしないとどうにもなりません。でも現代文だけはなかなか上がらない教科です。。。
残りあとわずか。ここをどうにかするため、今も戦っているところです。